湿気対策
ジメッとした季節が近づいてきて湿気が気になるようになってきました。
お部屋の湿気対策にぬかりはありませんか?
特に気を付けなければならないのが布団やマットレス周辺の湿気だと思います。
この季節は湿度が上がることにプラスして寝汗も多くなります。
油断をしているとカビが発生していたなんてことも・・・
今回は基本的な湿気対策と、より強力な対策について触れていきたいと思います。
目次
基本的な対策
布団
基本的には上げ下げをして湿気を逃します。
敷布団を敷きっぱなしにする事が一番よくありません。
湿気を閉じ込め、カビが発生する原因になります。
湿気は敷布団の下に溜まります。
床や畳の上に直接敷布団を敷いている場合は敷布団と床(畳)の間。
マットレスの上に敷布団を敷いている場合はマットレスと敷布団の間です。
朝、起きたら布団を畳んで押し入れに入れたり、部屋の隅に片付けて下さい。
何度も言いますが、同じ場所に敷きっぱなしになっていると湿気が逃げないため、カビ発生の原因になります。
湿度の高い季節や汗をかきやすい季節には、なるべく布団を干すことをお勧めします。
週に1回程度、表側と裏側それぞれ日に当てて下さい。
片面だけより両面やったほうが効果的です。
日に当て過ぎると布団が傷む原因になります。表側、裏側それぞれ1時間~2時間程度干してあげれば
※陽に当て過ぎるとが傷む原因となります。表側、裏側それぞれ1時間〜2時間程度干してあげるのが良いでしょう。
マットレス
3ヶ月に1回程度、風通りの良い日陰にマットレスを立てかけて陰干しします。
マットレスも敷布団と同様に敷きっぱなしにしていると湿気が逃げません。
マットレスが床に面する側に湿気が溜まります。
ベッドで寝ている方はスノコ(床板)との間。
床や畳の上に直接マットレスを敷いている方は床(畳)との間です。
床(畳)の上に直接マットレスを敷いている場合、ベッドで使っている時と比べ湿気が篭りやすいです。
朝起きたらマットレスを床から起こして湿気を逃すのが良いでしょう。
マットレスの上には汗取り用のベッドパットとボックスシーツを敷いて下さい。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
これは寝ている間に身体が体温調節を行っているからです。
マットレスが汗を吸収してしまうとマットレスが劣化する原因になります。
汗を吸収させないためにもベッドパットを敷いて、ボックスシーツを掛けて使用して下さい。
普段はボックスシーツを洗うだけで良いのですが、汗の多い季節にはベッドパットも洗って清潔な状態を保ちましょう。
追加の湿気対策
部屋の環境によっては基本的な対策を行っても湿気が無くならないという方もいると思います。
寝汗の多い方も同様です。
対策①除湿シート
布団やマットレスの下に敷くだけで汗や湿気を取り除く効果があります。
使い方は床の上に除湿シートを敷いて、その上に布団を敷きます。
ベッドで使う場合はスノコ(床板)の上に除湿シートを敷いて、その上にマットレスを置きます。
マットレスの上に布団を敷いて使う方はマットレスと布団の間にも除湿シートを挟むとより効果的です。
マットレスと布団の間にも湿気が溜まりますので除湿シートを挟んで解消してあげると良いでしょう。
除湿シートには色々な種類のものがあります。
調湿センサー付きのもの、洗えるもの、天日干しして何度でも使えるもの、防カビ抗菌加工があるものなど様々です。
吸湿量が違ったり使い勝手も異なります。
大きさも大きいものから小さいものまでサイズがあります。
自分が使っている布団やマットレスに合った物を選ぶようにしましょう。
対策②布団乾燥機
湿気を吸い込んでジメッとてしまった布団がサラサラ、ふかふかになる布団乾燥機もお勧めです。
湿気の多い季節だけでなく結露が発生しやすい寒い季節にも役に立ちます。
布団を外に干せない方でも十分に布団を乾燥させる事が出来ます。
布団乾燥機には専用マット(布団を包み込むシート)付きのものと、直接ノズルを布団の中に差し込むものの2種類あります。
布団を乾燥させるだけならどちらのタイプでも良いと思いますが、ダニの死滅までしっかりと行いたい方には専用マット付きのタイプでじっくりと時間をかけて布団を温めましょう。
布団の種類(素材)によっては使用できないものがありますので商品の説明を読んでから購入するようにしましょう。
対策③除湿器
除湿機の良いところは部屋の湿気を取り、快適な湿度を保てる事や、衣類乾燥機としても威力を発揮してくれるところです。
日当たりの悪いお部屋や1Fの湿気が溜まりやすいお部屋の除湿としてはかなりの効果があると思います。
ただし他の対策に比べると値段が高いです。おおよそ¥15000から高いものだと¥50000以上のものも有ります。
その代わりタンクに溜まった水を交換すれば何度でも壊れるまで使う事が出来ます。
また商品によっては動作音の大小がありますので、寝る時に稼働させたいと考えている方は静音機能付きのものを選ぶことをお勧めします。
対策④除湿剤
昔からある湿気対策グッズで色々な種類の商品があります。
どれも昔からある湿気対策グッズになりますので色々な種類の商品があります。
・置き型タイプ
吸湿量に優れ400ml〜800mlと多く、取り替えの頻度が少なくて済みます。
タンク内に水を溜め込むため目視で交換のタイミングが分かるのは安心です。
しかしデメリットもあり、容器が大きいほど場所を取ります。
置く場所のスペースを考えて設置する必要があります。
・布団に挟み込むタイプ
除湿シートと同じような役割になります。
違う点は布団を押し入れにしまう際、折り畳んだ布団の間に挟んで一緒にしまう点です。
毎日使う布団に挟んでしまうというより、シーズンの終了した布団の間に挟んで片付けるタイプになります。
同様に押し入れに布団をしまう際に押し入れ内にシートを敷いて使う敷くタイプの除湿剤も有ります。
これは前述した除湿シートと同じ構造になりますが、大きさが小さく畳んだ布団程度しかありません。
対策⑤スノコを敷く
床の上に直に布団やマットレスを敷いている場合にはスノコを敷くのも良いです。
床との間に隙間を設ける事で湿気を逃します。
色々なスノコがありますが、お勧めは桐製のものです。
桐は調湿効果が高く防虫効果もあります。
またとても軽いので女性の方でも簡単に持ち運びが出来ます。
スノコを使う上での注意点が2点あります。
1つ目はスノコ自体にカビが生えるようなら部屋の除湿をすること。
スノコの許容量を超えた湿気が空気中に含まれているとスノコにもカビが生えます。
大袈裟な例を書くとスノコを水の中に浸けているのと同じです。
③で紹介した除湿機の検討をして下さい。
2つ目の注意点はスノコの隙間です。
スノコには
木と木の間隔が狭いもの→布団(薄型マットレス)用
感覚が広いもの→スプリング入りマットレス用
上記の様になります。
木と木の間隔が広いものに布団を敷いた状態で寝転ぶと、背中にスノコの凹凸を感じます。
とても寝づらいので気をつけましょう。
まとめ
基本的な対策
・布団の上げ下げ
・布団の天日干し
・マットレスの陰干し
・ベッドパットとボックスシーツの使用
追加の対策
・除湿シート
・布団乾燥機
・除湿機
・除湿剤
・スノコを敷く
色んな対策をしてジメッとした季節を快適に過ごしましょう。
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